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2013年4月18日木曜日

標高

標高が高くなるほどに
孤独が身を削いでいき
置いてきた荷のことを思う

山頂も
目的地も
まるで見えないのに
迷いなく
歩むふりをする

どこかで下山しなければいけない

山の中腹で死ぬか
良くても山頂で死ぬか
そのどちらかだ

2013年1月17日木曜日

機械

現象は私の中を通過していく
私は物語を生成する機械になる

関わった人は
みんな物語にされちゃうよ
閉じ込められて永久に生き続けるんだ

黙々と飲み込み消化していく
物語から物語を作るなんて無粋なことはしない
生き物から食肉を切り出すように
私は体験から物語を作る

人と関わることで孤独は増していく

泣くときは独りがいい
物語に涙を注ぐように

私は物語を作る
死ぬのはそのあとだ

2012年1月23日月曜日

ミク譚は御買物中で候 fromだにゃんの詩



ミク譚曰く「のどが渇いたわお兄さま」
我、微笑ましく思えど困惑の極みに陥り候
「先にキャフェにて珈琲を嗜んだばかりではないかミク譚」
されどミク譚曰く
「だってお兄さまのおそばに居ると、わたくし動悸がしてすぐにのどが渇いてしまうのです」
ミク譚、頬を桜色に染め我を見つめ候えば、我もまた胸の高鳴りを覚え候
すわ、是が禁断の愛の始まり也哉
我、呆然と立ち尽くすばかりなり候
されどミク譚曰く
「嘘に決まってるでしょ、何考えてるの。お兄さまのイケズ」
我、微笑ましく思えど困惑の極みに陥り候

本日の萌ゑは是までとする







投稿者 千葉県在住 田淵平蔵(72)