2016年1月7日木曜日

「ふすまの向こうの文学」作品募集のお知らせ(案)


超文系同人誌「てきすぽどーじん」では、以下のとおり、「ふすまの向こうの文学」をテーマとした文学作品を募集します。

【 応募資格 】
・ プロ、アマ不問
・ 複数応募可
・ 日本語の未発表作品に限る

【 募集作品 】
・ 「ふすまの向こうの文学」をテーマとした同人誌「てきすぽどーじん」に掲載する、小説または詩歌

【 題名条件 】
・ 題名に「七」や「7」、「なな」等を含むこと(7番目の掲載作品になるため)。
・ 題名の中央に「う」を含むこと。
例: 「ななしのうしろがわ」「7番うどん」「元気なこんどうななこの物語」

【 字数制限 】
・ 小説の場合は1万字以内
・ 詩歌の場合は、B5縦書きで印刷することを想定してご用意ください。

【 投稿・選考方法 】
・ てきすとぽいのシステムを利用します。

【 表彰方法 】
・ 一番になった作品について、「ふすまの向こうの文学:てきすぽどーじん9号」に掲載し、掲載された「どーじん」を2冊進呈します。
※ 「てきすぽどーじん」は、参加作家が自腹でお金を出し合って、作品を載せる同人誌です。
通常は、参加基本料500円+(200円程度×掲載ページ数)の費用がかかります。1万字の小説になると、通常3000円~4000円くらいの費用ですが、その分は主催あやまり堂が負担します。
・ また、電子版(Amazon Kindle)も作成します。

【 スケジュール 】
・ 投稿期間 2016年1月9日(土)~1月31日(日)
・ 審査期間 2016年2月1日(月)~2月7日(日)
・ 結果発表 2016年2月9日(火)
・ 校正・印刷体裁確認・訂正期間 2016年2月8日(月)~2月14日(日)
・ 「ふすまの向こうの文学:てきすぽどーじん9号」発行: 2016年3月1日(火)
・ 電子版発行 2016年3月1日(火)~ (無料キャンペンは3月3日(木)~3月7日(月))
・ みんなで感想を述べ合う会(参加作家+α) 2016年3月26日(土)夜 @Google Hangouts

【 備 考 】
・ 電子版は、有料(200円)で作成しますが、基本的には、無料キャンペンでの配布を目的とするため、印税等は発生しません(想定配布数:300~500)。また、万が一儲かった場合は、「てきすぽどーじん10号」の発行費用の足しに使用します。
・ 紙版は、参加作家の自己満足+読みやすさのために発行します。
・ 「てきすぽどーじん」のはっきりした目的はありませんが、同人相互で切磋琢磨したり、愚痴をこぼしあったり、情報交換することが多いです。
・ 販売や、自作の再録はご自由にどうぞ。 著作権がらみの難しい話は、基本的に「作者第一」で行っています。

・落選作について、ご希望でしたらあやまり堂の人が、コメントいたします。

2015年4月1日水曜日

非実在図書感想文2015

エイプリルフールらしいです。なんか嘘の一つでもつかないともったいない気がしますよね。
ってことで存在しない図書の感想文を書きました。昨年と同じようなネタなので能がないのですが。


【御落胤! 著:潜利矢府】
 「おめでとうございます。あなたは南朝正統後継者に選ばれました」というなんとも胡散臭いメールを送る主人公は詐欺メールを送るバイトをしている。だがある日、このメールを受け取った一人が奇妙な返信を返してくる。ひょんなことからその相手に会うことになった主人公は奇妙な風体の男だった。次々と現れる謎の秘密結社とその陰謀に主人公と読者は翻弄されていく。南朝の後裔やら日ユ同祖論、義経=チンギスハーン説、はたまたロックフェラー財団の陰謀からレプティリアンの陰謀まで奇奇怪怪、奇妙奇天烈な陰謀論の数々が膨大なペダントリーとともに開陳される。最初は騙すはずだった主人公が幻惑され、呼んでるこちらもどれが真実で誰が誰を騙そうとしているのかわからなくなってくる。幻惑的で魅力的な一冊。

【和学再構築 著:江渡四草】
 東洋の学問は本当に西洋の学問にかなわなかったのかという問題提起とともに開陳されていく、和学の歴史。そして著者は和学の方法論を適用したうえで西洋的学問、哲学や科学の再構築を試みる。特に和算の可能性とそれにより現代数学の再構築を目論んでいくのは挑戦的だ。博覧強記の著者だが果たしてどこまで正しい方法論なのか判断がつきかねる。独創性と言う点では結局西洋学を東洋の方法論に落とし込んでいるだけにも思えるが、「if」でそのまま江戸期からそのまま学問が発展していたらと夢想するのも何となく楽しい。

【ゾンビ戦隊ゾンビーズ 著:生屍歩明】
 鮮血で真っ赤なレッドや腐って黒ずんだブラック、カビの生えたグリーンなどゾンビらしいカラーバリエーションも揃っているのが笑える。主人公たちは思考はしているものの「あー」とか「うー」とかしか言えないので仲間の意思疎通もあいまい。なんだかよくわからない悪の組織と戦っている。終盤になって明かされる悪の組織の正体と主人公たちの存在意義が何気に意外。なんだかんだ言って哲学的ゾンビとかバタリアンとかサンゲリアいろんなゾンビが詰め込まれていてこれぞゾンビ小説と言った感じ。

【ヒモの世界史】
 女性に貢いでもらい生活していく男、すなわち「ヒモ」についての世界史をまとめた一冊である。古代の母系社会から中世のパトロン制度での女性貴族と芸術家や科学者たちの悲喜こもごも、さらには近世のヒモたちの生活から現代の各国のヒモ事情まで。ヒモになりたい人もなりたくない人も楽しく読める一冊。

以上、失礼しました。

2014年9月5日金曜日

てきすぽどーじん8号 発行計画ー

 
そんなこんなで、

「大きなお友だちの文学 てきすぽどーじん8号」

を企画いたします。

詳細は、どーじんブログの方をご確認ください。

「テーマの意味がわからん」
という方もいるでしょうが、企画者自身が適当なので、
万事適当でだいじょうぶです。

「参加資格がわからん」
という方がいらっしゃるかもしれませんが、だいたい参加していただけますので、
あやまり堂までご連絡ください。

「何をどのくらい書けば良いのか分からん」
と仰る方がいるかもしれませんが、
何をどのくらい書いていただいても問題ありません、
ただお金はその分かかりますよ、という感じなので、
よろしくお願いします。

基本レイアウトは、A5の二段組みですが、
量が多かったら三段組みとかにして、圧縮します。


まー、適当に、無計画に。。。


 

2014年7月15日火曜日

第よん回 10分ついのべバトル跡地

概要
出されたお題にそったtwnovelを10分間以内で書くという企画です。



*日時
 夜の部 7/25 23:00~ 
 お題は「」でした。
 まとめ http://togetter.com/li/697753

 
 昼の部 7/26 14:00~
 お題は「テレビ」でした。
 まとめ http://togetter.com/li/697994

*参加資格
 Twitterのアカウント持ってる方ならどなたでも

*ルール
 出されたお題にそったついのべを10分間で書く
 参加意思表示としてハッシュタグ #10MTWN をつけてください。

*タイムスケジュール
 23:00(夜の部)/14:00(昼の部) お題発表・執筆開始
 お題発表は本記事と茶屋がtwitter(@chayakyu)でつぶやきます。

↓   執筆

 23:10/14:10 終了

↓   

 まとめ発表(Togetter利用)
 まとめられるのが嫌である場合は主催者ツイッターアカウント(@chayakyu)あてに申告していただ ければ幸いです




因みに前前々回、前々回、前回は↓な感じでした。


第一回
10分ついのべ 跡地

夜の部 まとめ

昼の部まとめ


第弐回 
10分ついのべバトル 跡地


夜の部 まとめ

昼の部まとめ

第参回
10分ついのべバトル 跡地

夜の部 まとめ

昼の部まとめ



バトルなのでてきすとぽいにて投票を行います。
メインはあくまでライヴ感のあるついのべ執筆ですので、投票・感想については二次的なものとお考えいただければ幸いです。


賞金・賞品などは御座いません。

ご意見等お待ちしております。

2014年6月12日木曜日

無計画リレー小説やりませんか

そんなこんなで皆さん、また無計画リレー小説やりませんか。
ちょうどこんな企画がありますし。
http://text-poi.net/vote/65/

どなたか、無計画リレー小説の餌食にするような、
書き出しをやってみちゃあくれませんか。



……無計画なので、自分ではやらんのです。

2014年4月1日火曜日

非実在図書感想文

エイプリルフールらしいです。なんか嘘の一つでもつかないともったいない気がしますよね。
ってことで存在しない図書の感想文を書きました。



【アンネの日記―地獄篇― 著:アンネ ブランク】
 クローン技術とサイボーグ化により現代によみがえったアンネが銃を手にし、同じく復活を遂げたヨーゼフ大佐率いるネオナチ軍団と戦いを繰り広げるブラックユーモアに満ちた小説。スタイリッシュなアクション描写でとにかくアンネがかっこいい。後半は自分を甦らせたユダヤ人の秘密結社と戦うという意外な展開もあって飽きさせない。


【安全地帯 穴と島、あるいは崖 著:成葉屋さくら】 
 子供のころ白線の上を歩き続けることに挑戦したことはないだろうか、白線以外の箇所を奈落と見立てて……。そんな誰しもが経験したであろう遊びの見立ての起源を探るべく、著者は表象や記号、遊戯、認知心理学や脳科学などを縦横無尽に駆け回る。ややまとまりがなかったようにも思うが、なるほどと思わされることも多かった。


【折れない筆 著:悪木末期】 
 小説を書くことが嫌で嫌で仕方がない小説家が主人公。作業としての書くこと、推敲することはもちろんのことストーリーを妄想することすら苦痛で仕方がないのだと主人公は語る。自分には小説の才能があると自惚れ気味に言うものの、確かに才能があるからといって必ずしも好きになるわけではない。書くことによって欠落が増し、妄想に自我が侵食されていく描写は幻想的でありながらおぞましい。


【守藻の生態 著:五野日人】 
 沼の底などにみられる茶色の不格好な毬藻のような守藻と呼ばれる塊。藻の仲間かと思いきや実はアメーバのようなごく小さな原生動物の巣である。多数の個体が役割分担し一つのコロニーを形成しているのだが、外側と内側、中を通る水脈の周辺などではその役割が違う。前半はその生態の紹介。後半は多細胞生物との関係や細胞の分化とその再編性についての考察がなされていてなかなかエキサイティングな内容。



以上。失礼しました。

2014年1月3日金曜日

どうぞ宜しくお願い致します

新たに参加させてもらえることになりました。いま特に何も思いつかないので、とりあえず挨拶だけしておくことにします。新年の挨拶も兼ねる感じで、丁度良い気もしますし。とはいえどなたがメンバーなのか把握していないため、初めましての挨拶も兼ねておきます。念のためサヨウナラの挨拶もしておこうなどという考えが脳裏を掠めたものの、すぐに辞めるつもりではありません。サヨウナラって特別な言葉じゃなくて、毎日言ったりしますから、別に何が不思議というわけでもないのです。ただ最近あんまり使ってないので、今生の別れみたいに感じてしまう今日この頃です。寝ている時に夢を視なくなって久しいので、もちろん初夢どころではありませんが、寝るのは好きです。でもやっぱりちょっと怖いかな、夢も視ず真っ暗闇なのは。とはいえ起きている時の世界は眩しすぎて、それはそれで恐ろしいものですから、いずれにしても不安であることに変わりはないんです。どこかに腰を据えて安定していきたいと考えることもしばしばありますが、どこから手を付けて良いものやら分からなかったもので、このようにしてメンバーになってみたという側面もあるのでしょう。何かしらの団体に属すことで、自分がどこにいるのか知る手がかりに繋がるのではないかと期待しているんです。その通りではなかったのだとしても元に戻るだけですから、損することは何もありません。以上「無計画」をテーマに据えて、浮かんでもすぐに消えるしかない無為の境地などというのも大袈裟ですが、とにかく書き綴ってみた次第であります。